いつも素敵にお着物を着ていらっしゃる、同じマンションの方に声をかけたのがはじまりでした。それまで着物は何か特別な時に着せてもらうものだと思っていたのですが、
「帯を切ったら簡単に着られるのよ。」という言葉が突き刺さり、さっそく弟子入りを志願しました。
師匠がまずは、切っていない帯で着せてくださり、お太鼓結びを。それから切った帯でお太鼓結びを。この違いは目からウロコの体験でした!!
そして、着物の着方と二部式帯での結び方を教えてもらい、忘れないうちに翌日ひとりで練習してみました。
初めて自分で着物をきれたのでちょっとお散歩でもいこうかなと、気恥ずかしいながらもマンションのエレベータを降りたところで師匠とばったり。
「あらー、ちゃんと着れてるじゃないの、たいしたもんだわ!!」と褒めてくださり、あちこちお直しもしてもらいましたが、とっても喜んでくれました。
それからは着物の世界に魅了され、師匠にもいろんなことを教わり、友達に着せる練習をして一緒にでかけたり。新しい楽しみが増えました。
そして、1日で着られるようになる二部式帯レッスンを神戸と東京で要望があれば開催しています。

1人目は妊婦さん。

七五三に自分で着たい!とのことです。ブラッシュアップレッスンに2週間後にもいらっしゃったけれど、サクサク着れるようになってました。
二部式帯は、がっちり作り帯ではないので妊娠中も、産んだあとでも同じ帯のサイズで大丈夫。
細い人も太い人も着やすくて、前の柄の位置も調整しやすい。

それから、170センチと高身長の方。

着物はきたいけど、着付け教室に通う時間もないからこの機会にぜひ!と習いにこられました。妊婦さんのともおなじ、150センチの私の貸した帯でもばっちり◎

そして、こちらも七五三ママ。七五三まであと4日しかないけれど着れるものならやってみたい!ということなので、レッスンに来られました。

3人の子育て中なので時間がないなかでしたが、大丈夫でした!
でも、乳飲み子を抱えた中、当日スムーズにひとりで着れるかどうか、ちょっぴり不安なので、
二部式帯の作り変えを特別仕様にしておきました。「スーパー甘やかし帯」。

帯枕にすでに帯揚げをちょいと縫いつけて、二重太鼓の形も縫いとめておいて、

あとは背負っちゃって、教えた手順どおり紐などをむすべば完成!!
七五三が終わったらまたゆっくり習いに来てください。
私は長い帯結びは出来ないので、もったいないといって眠らせておくほうがもったいないので全部切っちゃいましたが、思い入れがあったり、高かったりして帯を切るのに抵抗がある人が多く、その気持ちもわからなくはないので、そういう場合はアンティークなどで買って1本着れる用の帯を作っておくのをオススメしています。
二部式帯の着付け教室、気になる方はお問い合わせください。

読んでくれてありがとう。