赤ちゃんの時から熊のクーちゃんがいないと眠れないらしく、いつも一緒にいるので、

クーちゃんはやせ細ってぐったりしてきました。
関節とかペラペラです。
まずは、そんなクーちゃんをふっくらさせてあげようと、

緊急オペ。
でも、そんな急に言われても内蔵がないぞうだったので、クリスマスツリーの雪の綿を使ったことは内緒です。

無事、縫合。

シャキーン!
綿を詰めすぎて、顔が変わってしまいすぎて「これ、クーちゃんじゃないっ」とか言われても困るので、ふっくら具合をお客ちゃんに確認しながら、整形していきました。

クーちゃんは、とっても年季のはいった服を着ていたので、新しいお洋服をとりあえず作ってあげると、お客ちゃんも大喜びしていました。
次会う時までに、新しい洋服を作ってあげる約束をしたので、もともと着ていた洋服をあずかり、パターンづくり。

小さいので、裁断も大変です。

アパレルCADで真面目に製図しました。

クーちゃんは、お尻が後ろに大きく出ているので、服も立体的です。前見頃と後見頃に差をつけて、後見頃をイセることで、丸みが出ます。
着せ替えして遊ぶだろうから、端も一番細い設定にしてちゃんとロックミシンをかけています。

服の開きは、持ち出しをつけて、マジックテープを半分の細さに切ってつけました。

花とパールとリボンをあしらって、出来上がり!
カッターナイフを横に置いて、大きさを比較してみました。
小さくて大変なので、もうこんなの二度と作らないぞ〜と思ったものの、出来てしまえば他にも作ってあげたくなって、

レースをつけたり、

パールをつけたりして、

女の子っぽいコーディネート。

パーティー用に、ドレスも。

お人形やぬいぐるみに服を着せて可愛い〜っ♪って、喜ぶ感性は私にはないけれど、
それを見て喜んでくれる子供を見たら嬉しくなるので、ついつい頑張ってしまいました。
自分の子じゃないので、なんていうか、おばあちゃんの気持ち。。。
そして、衝撃の事実が発覚。
クーちゃんの服、いや、服だけじゃなくクーちゃん本体もついて、
IKEAでまさかの199円。しかも税込っ!
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/70215530/